ちょっと右下に流れているのは日周運動のせいです。8倍ズームでたかだか20秒程度でもこれだけ動いて行きます。知らないとびっくりするけど、24時間で一周って思ったより速いですよ。
下の写真もそうだけど、まだ慣れていなくて余り上手く撮れていない感じがします。
最近の液晶ファインダは明るく見やすくなっていて、星も明るいものなら一応光点が見えますが余り役に立ちません。実際に撮ってみた物を拡大して確認して、調整して再度撮る、という手順が必要です。大体、彗星自身は肉眼でも見えなかった。
マックホルツ彗星は昴が目印になるので余り苦労はしませんでしたが、三脚の雲台が余り微調整しやすいものではないのでその方が苦労があります。
2005-01-10 昴とマックホルツ彗星 約20%縮小 補正無し
NIKON COOLPIX8800 192mm F4.1 ISO400 8s
縮小すると点が暗くなっちゃうんで、環境によっては暗くて見えないかもしれないけど、敢えて補正は無しにしておきます。
実は、国立天文台のサイトにニコンD100(50mm ISO800 6s)で撮った写真が載っていて、50mmで彗星がちゃんと写ってるので、試してみようと思ったんですよ。
D100にはもちろん全然敵わないけれど、そこそこ写るものです。COOLPIX8800のISO400というのは増感しているのですが、思っていたよりノイズも少ないなぁ。
COOLPIX 950では口径も倍率も全く足りず、ノイズも多くてここまで写りませんでした。これからは星野写真でも遊べそうです。